教育費とは「学校にかかるお金」と「学校以外の教育でかかるお金」を合わせたものです。
言いかえると、個人の家計から子供の教育に関わるお金として支払ったものは全て「教育費」と言えます。
言いかえると、個人の家計から子供の教育に関わるお金として支払ったものは全て「教育費」と言えます。
教育費は「学校」に限らない
「子供が生まれるんだけど、これから教育費がどれくらいかかるのか心配……」
「そもそも教育費ってなんだろう? どんなことにお金がかかるのかな?」
「そもそも教育費ってなんだろう? どんなことにお金がかかるのかな?」
「教育費」について調べている人は、このような疑問を持っていることが多いです。
子育てが初めてとなる新米ママさんなら当然の疑問と言えます。
子育てが初めてとなる新米ママさんなら当然の疑問と言えます。
教育費の意味については、上でお話しした通りです。
- 「学校にかかるお金」と「学校以外の教育でかかるお金」を合わせたもの。
- 個人の家計から子供の教育に関わるお金として払ったものは全て「教育費」。
以上が教育費の定義です。
ここでポイントとなるのは「学校」に限らないというところです。
つまり、学校以外でかかったお金でも教育に関するお金ならそれは教育費に含まれるということなのです。
つまり、学校以外でかかったお金でも教育に関するお金ならそれは教育費に含まれるということなのです。
教育費の具体的な例
「教育費」の具体例を挙げてみましょう。
例えばこんなものがあります。
例えばこんなものがあります。
出来るだけたくさん挙げるので、「量」に驚かないでくださいね。
- 授業料、教科書代、制服代、上履き代、ランドセル代、遠足代、児童会、生徒会、PTAなどの会費、家庭科の実習材料費………。
- 小学校や中学校の給食費(給食完全給食、補食給食、ミルク給食などの形態を問わず)
- 学習塾の入会費・授業料・教材費、家庭教師に払う月謝、自宅で使うための復習用ドリルや参考テキスト、学習机や椅子、本棚、百科事典、ボランティア活動やボーイスカウト・ガールスカウト活動にかかる費用、ピアノ教室や児童劇団などの会費、習い事にかかる費用(サッカー、テニス、水泳、新体操、バレエ、習字、そろばん、英会話など)……。
これらは全て「教育費」です。
授業料、教科書代はイメージしやすいですよね。
授業料、教科書代はイメージしやすいですよね。
しかしランドセル代やPTA会費、給食費など「勉強」には直接関係ないお金であっても、これは「学校にかかるお金」なので教育費に含まれます。
また、塾や習い事など「各家庭で自由」なお金も「学校外で教育にかかるお金」なので、やはりこれらも教育費です。
なので「教育費」は広い意味で考えないといけません。
子育てにかかる費用として「授業料」や「入学金」のことばかり思い浮かべますが、それ以外にかかるお金のことについてもきちんと考えておかないと後で用意していた資金が足りなくなってしまいます。
子育てにかかる費用として「授業料」や「入学金」のことばかり思い浮かべますが、それ以外にかかるお金のことについてもきちんと考えておかないと後で用意していた資金が足りなくなってしまいます。
教育費と言えば「子供の学習費調査」
日本の「教育費」に関する調査として一番有名なのは、文部科学省が2年ごとに実施している「子供の学習費調査」です。
その中で「教育費」は3つの項目で調査しています。
- 学校教育費
- 学校給食費
- 学校外活動費
学校で行われる教育は「学校教育」と言い、学校以外で行われる教育は「家庭で行われる家庭教育」と「社会や地域を通して行われる社会教育」があります。
つまり、
教育費≒子供の学習費
子供の学習費=「学校教育費」+「学校給食費」+「学校外活動費」
子供の学習費=「学校教育費」+「学校給食費」+「学校外活動費」
ということになります。
もっと詳しく知りたいという人は、文部科学省のサイトで実際の「子供の学習費調査」を見てみてください。
まとめ
- 教育費とは、子供の教育にかかわる全てのお金のことである。
- したがって教育費には「学校教育」のためのお金に限らず、学校外で行われた教育(家庭教育や社会教育)のためのお金も含んでいる。
- 教育費に関する調査として有名なのは「子供の学習費調査」である。
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