老後破産の原因は、人によって全く異なります。
どのように「老後破産」に陥ったのか、なぜ老後に貧困状態に陥ったのか。
具体的なエピソードをみていきましょう。
どのように「老後破産」に陥ったのか、なぜ老後に貧困状態に陥ったのか。
具体的なエピソードをみていきましょう。
闘病にかかる多額の医療費(Aさん)
- 定年時の貯金は退職金なども含めて「3,200万円」近くあった。
- しかし妻の乳がんが発覚。最新の延命治療、がんに効く漢方薬や健康食品など、延命のためあらゆるものを試す。
- 福祉車も購入して車椅子でも旅行に出かけられるようにするも、無念の病死を遂げる。
がん保険に入っていなかったため闘病生活6年の間に貯金を使い果たしてしまった。
事業に失敗した結果(Bさん)
- 大手企業に20年勤めたのち、40代半ばで独立。
- 飲食店を経営するも赤字で廃業。退職金も底を尽きる。
認知症による無駄遣い(Cさん)
- 妻を亡くし一人暮らしをしていたが、本人が気づかないうちに認知症を発症。
- 症状は悪化し、判断力の低下で必要のない買い物や無駄遣いをして退職金が底をつく。
- 万引きで逮捕され、子供たちも親の認知症を初めて知る。
交通事故の賠償金(Dさん)
- 子供が交通事故の加害者となった。
- 子供は無保険だったため、賠償をほとんど肩代わりする。
- 賠償金捻出のため、貯金や保健をすべて使い果たす。
会社の倒産で住宅ローンが重荷になる
- 不況により子供の勤め先が倒産し、住宅ローンの返済が困難に。
- 自分の老後のために取っておいた貯蓄が、ほとんどローンの返済に回る。
まとめ
どんなことにもリスクはつきものです。
「まさか」の事態に備えておきましょう。
「まさか」の事態に備えておきましょう。
- がん保険に加入する。
- 失業保険を活用する。
- 認知症保険への加入を検討する。
- 自動車保険への加入を検討する。
- 住宅ローンを使う際には無理のない返済額を想定しておく。
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