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老後資金の貯め方|若いうちから取り組む7つの方法

老後
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ゆとりある老後を迎えるためには、老後資金が最低でも「2,000万円」ほど必要です。
老後資金はどのように貯めればよいのでしょうか。

ここでは、誰にでもできる「老後資金貯め方」を7つ紹介します。
どの方法も若いうちから取り組むことで貯蓄の効果が大きくなります。

1.企業年金

企業年金は、国が運営する「年金」とは別に、民間企業が運営する「年金」のことです。
毎月、一定額を定年退職者に支払います。

企業年金が「退職金」の代わりだったり、「退職金」と合わせて企業年金をもらったりします。

企業年金は会社ごとのしくみなので具体的に全てを解説することはできませんが、企業年金は大きく3つに分けられます。

確定給付企業年金

退職後に受け取れる毎月の「給付額」があらかじめ決まっている企業年金です。運営について個人はノータッチで、会社側が将来支払う年金を計算し、準備して、管理・運用します。

会社が全てやってくれるので手間が無い分、何十年も先のこと(給付額)を最初に決めてしまうので自由度はありません。

確定拠出年金

現役時代の毎月の「掛け金」が決まっている企業年金です。

労働者が自分で「将来もらえる年金の額」を計算し、毎月の「掛け金」を決めて自分で全て管理・運用します。

将来どれくらいもらいたいかによって「掛け金」を自分で決めることができるので自由度は高い。

しかし、管理と運用も全部自分でやらなければならないので手間がかかります。

厚生年金基金

国から厚生年金保険料の一部を企業が預かり、国に代わって管理・運用する企業年金。
運用がうまくいけば年金の給付額アップが期待できましたが、バブル崩壊後は運用の失敗が目立っています。

2.個人年金保険

国の年金や企業の年金とは別に、個人で加入するタイプの「年金」です。
民間の保険会社のサービスです。

個人年金保険は「受け取り方」で大きく3つに分けられます。

1つ目は「終身型」です。本人が亡くなるまで年金がもらえる代わりに、保険料が割高です。
2つ目は「確定型」です。本人はもちろん本人が亡くなっても、10年や15年など決まった期間は、遺族にも年金が支払われ続けます。
3つ目は「有期型」です。本人が生きている間は確実に年金が受け取れますが、遺族は受け取れません。その分、保険料は安いです。

3.変額個人年金保険

基本的には上の「個人年金保険」と同じです。
ただ、「個人年金保険」との違いは「受け取れる年金の額」が決まっていないということです。

「個人年金保険」は、遺族が受け取れるか否か、受け取れる期間は一定か否か、という違いはありましたが、受け取れる金額は決まっていました。

しかし「変額個人年金保険」では、受け取れる金額が最初から決まっているわけではありません。
運用成績によって支払った保険料よりも多くもらえる場合もありますし、少ない場合もあります。

4.損保年金型保険

損害保険会社が運用している年金です。

5.生命保険

生命保険と言えば、「もしも」に備える保険として一般的です。
しかし生命保険の中には「貯蓄型」と呼ばれるものもあり、これが「年金」代わりに使えます。

まず「養老保険」というものがあります。

これは「契約期間内に死亡したらお金が支払われる=生命保険の特徴」のに加え、「特定の年齢まで生きていたらお祝い金(満期保険金)」が支払われます。

まとまったお金が手に入るので、貯蓄型と言えますね。
このお金で老後を過ごせば年金代わりとして使えます。

また「個人年金保険」というものもあります。
これは文字通り、満期日以降は「年金」として一定額を受け取ることができます。

本人が生きている間もらえるタイプと本人が亡くなったあとは遺族が受け取れるタイプがあります。

6.有価証券

平たく言うと、「株(株式)」のことです。
「株」で老後のために蓄える方法です。

有価証券を持っていると、値上がりした時に売ればまとまったお金が手に入ります。
また、売らずに持ち続けていると「配当金」として毎年一定の金額を受け取ることができます。

基本的には、どの株をいつ買い、いつ売るのかということを全部自分で考える必要があります。

しかし、「投資信託(証券会社にお任せする)」というしくみや「ETF(日本中の株を少しずつたくさん買う)」などのしくみを利用すれば、手間なく簡単に運用することができます。

7.不動産収入

アパートやマンションのオーナー(大家さん)になるということです。
オーナーになれば、そこに住む人から家賃収入を得られます。

また、持っている不動産(アパートやマンション、土地など)が値上がりすれば、それを売ることでまとまったお金を手に入れることができます。

まとめ

一般的に、老後は「年金」を受け取りながら過ごすものと考えられています。
しかし、受け取れる年金額は少なく、今の生活水準を維持できない可能性が高いです。

もちろん老後も働き続けて収入を得たり、お子様からの援助に頼るという方法もあります。
しかし、自分の力でゆとりある老後を迎えるためには、若いうちから自分でお金を用意しておくことが重要です。

7つの方法は、どんな人でも始めることができます。
老後資金に不安がある人は是非検討してみてください。

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