食洗機の取り付けって工事費や出張費でめちゃくちゃ料金が高いので、できれば自分で取り付け作業をしたいですよね。
ちょっとだけ自分で頑張って、あとは業者に任せると言う方法も考えられます。たったこれだけの工夫でも、本来かかる料金の半額で取り付け作業を依頼することができますからね。
参考にしてください。
この記事ではこれらの内容を私の実体験から詳しく紹介していきます。
食洗機はDIYで劇的に安くなる
【1】食洗機は工事費用が高額
食洗器の取り付けを既に行ったことがある方はご存知かもしれませんが、食洗器の「取り付け工事」及び「取り外し工事」は異常に高額です。食洗器取り付けの時は、以下の手順で取り付け工事が行われます。
まず、水栓の確認として業者が出張で家にやってきます。この時に出張費用として3000円取られます。そして後日取り付け作業が実施されるわけですが、このとき分岐水栓部品代10000円と取り付け工事費9000円がかかります。
したがって、業者に工事を依頼した場合は合計20000円ほどかかると思っておいた方が良いです。
正直この工事費はどこの業者に頼んでもほとんど変わらないので、複数の業者を比較するのはさほど意味を持ちません。
【2】DIYで費用を抑えるコツ
DIYでは自分でデザインを決めて作る工程を楽しみたい、という人はあまり費用を気にしないかもしれないですが、食洗器の取り付け費用を安く済ませたいと考えている人にとって、DIYの費用はかなり考えないといけません。
DIYの費用を抑えるためにはまず道具を格安で仕入れることが第一条件です。よくDIYをやっている人がいますが、多くの人は色々なものにこだわりすぎて結局費用がかかってしまっています。
食洗器の取り付けには「耐久性」「耐水性」の二つの条件を満たしているなるべく安い材料を探しましょう。そして特別な工具がなくても作業できる簡単な素材の方が良いです。
【3】DIYで費用が高くなる事例
DIYで費用が高くなってしまうのは、工具を持っていない人に多く見られます。DIYを好んでやっている人は他のものも自分で作っていたりして、工具をもともと持っていることが多いです。
しかし食洗器を新規導入してDIYで費用を抑えようとする人は、必要な工具を買いそろえるところから始めなければいけないため非常に初期費用が掛かります。さらに自分でやらなければいけない労働が多いので本当に必要が安くなっているのか疑問が残ります。
DIYでも自分で分岐水栓を買わないといけないので、そのほかの費用で1万円以内に抑えられるのであればDIYで費用を抑えることはできますね。
DIYで取り付ける時に気をつけること
【1】設置場所には気をつける
食洗器を設置するときに最も大事なことは食洗器を置く場所を考えることです。
あまり意識しないかもしれませんが、食洗器は洗浄時に結構振動するので足場の悪い場所に置いてしまうと点灯の可能性があって非常に危険です。
さらに食洗器は乾燥の時に上部から湯気を出します。ですので、本棚の近くとかに置いてしまうと出てきた湯気で本が傷む可能性があります。お子さんがいる場合はお子さんに近寄らせない場所に置いておかないと湯気でヤケドするのも怖いですね。
以上のように、食洗器を置く場合は足元がしっかりして周りに余計なものがない場所を選びましょう。シンクからの距離については延長ホースを買えばいいだけなのであまり意識しなくてもいいです。
もし壁の薄いアパートに住んでいる方は、壁際に置きすぎると夜中に稼働させたときに隣の人の迷惑になってしまうので、ちょっと壁から離れた場所に設置したほうがいいです。
【2】配管周りは特に細心の注意を払う
食洗器取り付けのDIYをするということは、水道栓をいったん分解して食洗器に取り付けるという作業を行うことです。
水道栓の分解をするときは水道の元栓を閉めて、ねじを外していく難しい作業が待っています。水道に取り付ける段階で何かしらのミスが生じてしまうと水漏れの原因となってしまうので細心の注意が必要です。
みなさん水道栓の方はたくさん調べて注意を払って作業するのであまりミスをしないようですが、最もミスが起こりやすいのが、食洗器への延長ホース取り付け作業です。食洗器にホースを取り付けるときは裏側にねじのような取り付け口のホースをはめ込んでいきます。
だいたいこの作業は最後にやっていて、一番難しい水道栓の作業がおわってほっとしたのか、このねじがまっすぐハマっていなかったり、緩んでいたりして水漏れの原因となります。
ここで水漏れしてしまうと食洗器の下側へ大量の水が流れ出してしまって悲惨なことになるので、自分で作業する場合は水が通る部分には十分に気を付けて作業してくださいね。
業者に格安で設置工事を依頼する方法
最初に紹介したように、食洗器の取り付けを業者に依頼するとかなりの費用が掛かります。どこの業者も同じ値段ですごく高いというのはちょっと納得いかないですが、そのような値段設定をされている以上は私たちは従うしかありません。
しかし、ちょっと工夫することでその料金を安くすることはできるんです。
【1】出張調査をさせない
まず費用を抑える方法は、業者に出張調査をさせないことです。業者は出張してうちに来て水道の型番をみて分岐水栓のタイプを調べているだけです。実はこの分岐水栓のパターンは食洗器メーカーのホームページでも確認することができて、自分で分岐水栓を選ぶことが可能です。
このようにして自分で分岐水栓を選べば業者の出張費用3000円を節約することができます。さらに出張してきた業者は新品の分岐水栓の申込書を書かそうとしてくるのですが、業者を呼んでしまった場合でも分岐水栓は自分で買うことをおすすめします。その理由は次に紹介する通りです。
【2】中古の分岐水栓を使う
次に費用を削減できるのは、分岐水栓です。分岐水栓は10000円もする上に、引っ越し先ではほとんどタイプが異なっていて再利用できない商品です。食洗器メーカーの人は絶対に教えてくれないと思いますが、分岐水栓には中古品があります。
新品の分岐水栓は10000円なのに対して中古の分岐水栓は安いもので1000円ほどで見つかります。分岐水栓は数年使っただけでは劣化もひどくないし、みんな次の使い道がなさ過ぎて中古出品しているだけなので安心して使うことができます。
【3】工事費はDIYで1万円前後に抑えられる
このようにして費用を抑える努力をすれば取り付け工事費は10000円ほどまでおさえられます。
DIYをして自分で家を作るのは夢があって非常に楽しいかもしれませんが、単に業者に依頼する費用を抑えたいからDIYをやってみようかなと思っている方は、もう一度その料金プランを見直せばかなり費用を抑えて食洗器の取り付けを依頼することができます。
まずは自分の水道栓がどの分岐水栓に当てはまるのかを食洗器メーカーのホームページで確認してみましょう。水道栓の種類によってはホームページで確認できないのですが、そのような場合でも管理人さんや管理会社に確認してみたり、前の住人に連絡が付くならその人に聞いてみるとわかるかもしれません。それでもわからなかったら業者を呼んで分岐水栓のタイプを確認してもらい、自分で中古品を買うようにしましょう。
まとめ
今回は食洗器取り付けのDIYについて紹介しました。
DIYは一見費用を抑えられる努力をしているように感じるかもしれませんが、実は中古品を使ったり自分で下調べしたりするだけで業者に依頼する費用を半分に削減することができます。
もし費用が原因で悩んでいたら、このような工夫を実践して試してみてくださいね。
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