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食洗器の洗い方を伝えたい|知ってた? これが正しい使い方だ【裏技アリ】

食洗機
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この記事では「食洗器の洗い方、使いかた」について解説します。

 

みなさんは食洗機を正しく使うことができていますか? 食洗機は間違えた使い方をしなければ約6年も長持ちする家電です。

 

そこで今回は食洗機の正しい使い方と、知っていると少し得をする「裏技」もあわせて紹介していきます。

 

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食洗機の正しい使い方【裏技アリ】

 

【1】食洗機の基本操作

 

食洗機の設置ができたら、すぐに使うことができます。買ったばかりの状態なら洗浄の意味も込めて、まず一回空稼働させてみましょう。

 

食洗機の扉を開けると、手前にプラスチックの傾いたプレートが見えると思います。プレートの先は食洗機庫内に続いています。このプレートが、洗剤を食洗機庫内へ入れるためのものです。

 

お手持ちの食洗機用洗剤をひとカップこのプレートへ流し込み、食洗機庫内へ流れるのを確認したら、扉を閉めて稼働させるだけです。

 

食洗機はコースを選択してスタートすれば自動で動いてくれます。コース選択はコースボタンを何度か押すことで選べるようになります。

 

【2】食洗機が故障する主な原因

 

食洗機の故障で一番多いのが水漏れです。水漏れは扉のゴムパッキンやホースのひび割れによって起こります。

 

ひび割れの原因は物理的損傷やカビで、特にカビの場合は衛生的にも良くないので早急な対処が必要です。

 

食洗機を故障させないためには、毎回使ったら残菜フィルターを掃除すること、食洗機を長期間放置しないことが挙げられます。

 

ちなみに食洗機のスタートボタンを押しても動かなくて故障を疑う人がいますが、食洗機はスタートボタンを押した直後に熱水を準備していたり、バイオ除菌をしていたりするので、10分くらい待ってあげると動き出すようになります。

 

【3】食洗機のコストを減らす裏技

 

食洗機は本体が50,000円以上、取り付けに2万円程、さらに月々の電気代が500円程かかると言われています。

 

食洗機メーカーの調査では食洗機を導入した方が電気代水道代が安くなるとのことですが、テキトーに使っているだけでは安くすることはできません。

 

食洗機のコストを減らすためには、あえて乾燥機能を使わないことが効果的な方法です。食洗機はコース選択で洗いだけを選べるので、乾燥なしのコースを選択しましょう。

 

食洗機の乾燥機能は洗う時の倍以上の電気代がかかるし、急いでいないなら自然乾燥で全く問題ないので、実は乾燥機能を使うメリットもあまりありません。

 

食洗機は熱水で洗ってくれるので、洗った直後の温かい状態なら乾きやすく、蓋を開けて放置しているだけでも十分です。

 

食洗機コストの節約としてはたくさんの方法がありますが、洗剤を節約するために台所用洗剤を使うことだけはしないように気をつけて下さいね。

 

食器別に合わせた使い方

 

【1】高温で殺菌を兼ねて洗浄する使い方

 

食洗機のいいところは、人にとっては熱すぎて触れないほどの高温で食器を洗うことができる点です。

 

食洗機には簡易的なものと高機能なものがあります。簡易的なものでは70℃ほどの温度で食器を洗います。高機能な食洗機では90℃ほどまで温度を上げることができます。

 

70℃というと普通の水道で熱水の限界が75℃なので、みなさんもこんな高温で洗うことはできないですよね。一般的に私たちが手で洗うときは40度くらいで洗っています。

 

高温で洗うことのメリットは、まず油を溶かしやすいことです。油は温度が高いほど溶けやすいので、頑固な油汚れでも落としやすいです。殺菌という面では高濃度の洗剤を使っている時点で細菌はほとんど死ぬので高温でも低温でもだいたい同じだと考えて大丈夫です。

 

さらに高温で洗うことのメリットとして、さきほど乾燥機能を使わなければ電気代が安いといいましたが、乾燥機能を使わずに乾かす場合は温度が高い方が早く乾かすことができます。私の経験だと、70℃で洗浄した後、扉を開けたままそのまま放置して30分もすれば乾きます。ただし扉を開けるときに熱水が飛び散す可能性があるので、十分に気を付けてくださいね。

 

【2】低温で食器に優しく洗う使い方

 

みなさんが普段使っている食器には非耐熱の食器もあると思います。例えば百均で買ったタッパーや、プラスチックのお皿などです。大体食器の裏側に貼ってあるシールに注意書きが書いているので、不安な場合はチェックしてみてくださいね。

 

低温で食器を洗いたいときは、コース選択で低温を選択するだけで大丈夫です。洗剤の使い方やその他の点に関しては標準と全て同じです。低温でもしっかり洗うことができるので、特に洗浄効果についても気にすることはありません。低温洗浄では50℃で食器を洗ってくれます。

 

基本的に百均のタッパーでも耐熱は60℃に設定されているため、低温の50℃では食器が解けることはありません。

 

ひとつ注意したほうがいいのは、低温コースでも乾燥時は高温になることがあります。すごく熱に弱い素材を使っているときは低温だけにしてOFFにしておくか、手洗いで洗うようにしましょう。

 

【3】食洗機を健康に保つ使い方

食洗機は面倒な食器洗いを全てやってくれる非常に便利な機械です。食器洗いは時間も手間も食うだけでなく、手荒れの原因にもなるのでできればやりたくないですよね。次は、そんな便利な食洗機をできるだけ長く使えるような工夫を紹介します。

 

まず食洗機を長く使うための条件は、食洗機の衛生状態を良くすることです。

 

食洗機は洗い終わった後に食器についていたゴミが残菜フィルターという場所に溜まります。それを放置するとカビが発生したり虫が湧いたりします。食洗機を使い終わった後は、必ず残菜フィルターのごみを捨てるようにしましょう。残菜フィルターは持ち上げることができるのでこぼさないように持ち上げてごみ箱に捨てればOKです。

 

2つ目の工夫は、ホースについた油汚れやカビをきれいに掃除しておくことです。

 

食洗機で一番多い故障は水漏れで、その原因はホースのひび割れだったり。食洗機の扉のゴムパッキンが割れてしまうことだったりします。食洗機は水を多く使う機械なので、水漏れしてしまうと稼働させることすらできなくなってしまいます。さらに水漏れは業者に依頼しないと完全に直すことはできないので、修理も手間がかかります。

 

3つ目の工夫は、こまめに使うことです。

 

家電は使えば使うほど寿命が縮まると思われがちですが、食洗機は一度使った後はこまめに使った方が状態が良くなります。食洗機は構造上、残菜フィルターの奥の場所に水が残ります。それを放置すると残菜の栄養素が十分に溶け込んだ水に細菌が繁殖するため、衛生状態が非常に悪くなります。こまめに食洗機を使っていればその残り水も洗い流されるため、細菌が発生する心配もありません。

 

このように、食洗機を長く健康に使うためには衛生状態に気を付けることが最重要項目です。食器のよごれは私たちの健康に直接関わる場所なので、それをきれいにしてくれる食洗機の衛生状態はきれいに保ちましょう。

 

まとめ

 

以上、食洗機の正しい使い方と食洗器を長持ちさせる工夫でした。

 

食洗機は意外とシンプルに使うことができますが、使い方にはたくさんの工夫があります。みなさんも自分の食洗機を長く使えるように、たくさん工夫して使い込んでくださいね。

 

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