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食洗機の容量は「ちょっと大きめ」で選ぶべき理由【ひとり暮らしでも大サイズがおすすめです】

食洗機
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食洗機を選ぶとき「容量」は大事です。

 

ただ、ひとり暮らしだからといって「小さな食洗機にしよう」とか「うちは人数が少ないからコンパクトサイズの食洗機を買おう」とか思っていると、あとで後悔するかもしれません。

 

食洗機メーカーの広告はあくまで「イメージ」です。実際に使ってみると意外と食洗機は小さいです。思うように食器が入らないことが多いのです。

 

小さいサイズの食洗機を買うと想定外の不便を感じることがあるので、ちょっと小さい目よりむしろ「ちょっと大きめ」を買うのがベストです。

 

具体的に、ひとり暮らしの私が「中型食洗機」を買って使ってみたメリットとデメリットを紹介します。

 

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食洗機は容量で選ぶべき理由【一人暮らしでも大サイズがおすすめ】

 

【1】食洗機の容量が大きい方がお得な理由

 

食洗機メーカーの広告を見ていると、「○人用」や「食器○個入ります」という表記を見かけますよね。でもみなさんは、その文字の横に載った写真を注意してみたことがあるでしょうか。

 

実は食洗機メーカーがこのような表記をしているのは、ピッタリ合わせた同じ形状のお皿を食洗機の中にぎっしり詰め込んで、○人分の食器という風に数えています。

 

だから私が普段使っているように、形も大きさも統一感のないお皿を詰め込んだら、その表記の半分くらいのお皿しか詰め込むことができません。

 

そもそも、食洗機専用のお皿なんて売っているのかも定かじゃないし使っている人はまずいないので、お皿の枚数や人数は目安でしかありません。これが、食洗機の広告で気をつけなければいけない点です。

 

【2】ひとり暮らしでも大容量食洗機がおすすめな理由

 

先ほど書いたように、食洗機は基本的に表記されているより少ない数の食器しか収納できないと考えた方が良いです。

 

ひとり暮らしの人でも、ちょっと大きなお皿を使ったり、フライパンを使うことはありますよね。そんなとき、容量が小さい食洗機だとその食器は入らなくて自分で洗うしかありません。せっかく洗い物をしてくれる食洗機があるので、それを使えずに自分で洗い物をしなければいけないのはすごく面倒ですよね。

 

実は私はひとり暮らしでありながら「中型の食洗機」を買いました。買って良かったところと悪かったところがあります。

 

まず良かったのは、三人用のサイズを一人で使えるので枚数を気にせずお皿を入れられるということです。食洗機で洗うことを考えてお皿の枚数を節約しているのは生活が豊かになるとは言い難いですよね。

 

逆に悪かったのは、三人用の食洗機では大きなお皿やフライパンが入りきらなかったことです。

 

だから毎回料理をしたらフライパンは自分で洗うし、大きなお皿はできるだけ使わないようにしています。もし六人用の大きな容量があればこのフライパンも一緒に洗えたので、ちょっとだけ後悔しています。

 

【3】卓上食洗機は大容量が基本!大家族に人気なのはビルドイン食洗機

 

では人数が多い家族と一人暮らしの人が同じ大きさの食洗機を使うのかと言われると、そうではありません。

 

先ほどまで紹介してきたように、一人暮らしの人でも六人用の食洗機を使うのがおすすめです。日頃から自炊する人は特に、料理に合わせたお皿やフライパンを使いたいと思うので、食洗機の理由でそれをためらうのはもったいないです。

 

ではお子さんがいる家庭ではどのような食洗機が人気かというと、ビルドイン食洗機という食洗機です。ビルドイン食洗機は卓上の食洗機よりもかなり容量が大きく、数人分の食器を軽々収納できます。さらにお子さんがいる家庭ではその家に住み続けることが多いため、家の一部を公示する必要があるビルドイン食洗機も使いやすいという特徴があります。

 

だから卓上タイプの食洗機を探す場合は、六人用と書いていてもそれは家庭を持つ人に向けたものとは言い難いので、あまり気にする必要はありません。

 

食洗機の容量の違いに関する疑問を考えてみる

 

【1】容量が大きいと電気代は高い?/意外と高くない

 

容量が大きいと感覚的にはすごく電気代も水道代もかかるような気がしますよね。実際に食洗機の大きさは機種によってかなり違っていて、水の量も容量に応じて大きくなります。

 

ところが、実際に計算してみると容量の大きさによる電気代の違いはほぼ無視できる差額であることがわかっています。

 

そもそも食洗機の電気代では、乾燥機能を入れて1回で15円ほどです。水道代のかかる洗浄だけに注目すると、1回の洗浄あたり小型食洗機で1.46円、大型食洗機で1.72円です。

 

食洗機の大きさが大きくなって使う水の量が増えるといっても、その差はわずかです。もともと食洗機は水を循環させて少ない水の量で洗うことができるのが特徴なので、容量がちょっと変わったくらいでコストはそこまで変化しません。

 

乾燥機能にかかる電気代も小型食洗機が13,5円に対して大型食洗機は14,8円と、その差は1円です。1日に何度も食洗機を回転させる飲食店ならまだしも、一般家庭で1回1円の差はそんなに大きな差にはなりませんよね。

 

水道代と電気代を合わせてもその差は1,6円ほどです。1日1回で1ヶ月使っても48円なので、コストの大きさよりも大容量になるメリットの方が大きいことは明らかですね。

 

【2】容量の差による初期コストの違いは?/導入コストが高くつく

 

実は、食洗機の容量による差は初期コストの差が一番大きいです。

 

有名大手メーカーのパナソニックを例にあげると、三人用の小型食洗機として人気の機種では本体価格が店頭販売で約6万円です。

 

それに対して六人用の大型食洗機は約9万円でした。両者の差額は3万円で、予算をできるだけ減らしたいと考えている人にとっては小型食洗機の方が魅力的に感じるかもしれません。

 

ちなみに食洗機の設置費用については容量に関係なく同じ金額で、自分で取り付けるときも特に部品の違いなどはありません。食洗機の容量は水道代と電気代に関わってくる問題です。

 

容量の小さい食洗機と容量の大きい食洗機では初期コストに3万円の違いがありました。

 

しかし日頃の生活で洗い物が一つあるか、それとも一つもないのかという差は非常に大きく、初期コストで3万円の違いしか出ないのなら、私は一人暮らしであっても9万円の大型食洗機を導入する方がメリットが大きいのではないかと感じます。

 

大容量の食洗機を使うメリットとデメリット

 

では、実際に一人暮らしの人が大容量食洗機を使うとどのような生活になるのでしょうか? ちょうど私の友達が大容量食洗機を持っていたので、普段どのような感じなのかを聞いてきました。

 

まず、ひとり暮らしで大容量食洗機を使えると日々の自炊が捗るそうです。

 

先ほど私の経験談でも紹介しましたが、食洗機に入らないお皿ってちょっと使うのがためらわれます。わざわざこのお皿を使わなくてもいいんじゃないかって思い始め、そうするとそのお皿でしか盛り付けできない料理とかは作りたくなくなりますよね。

 

私の場合だと煮込み料理を入れる底の深いお皿は食洗機に入らないので、煮込み料理を作ると自動的に手洗いで食器を洗いのが確定するのでとても面倒に感じます。もし私が大容量食洗機を持っていて食器の悩みがなければ、どんな料理でもお皿を機にすることなく作ることができたでしょう。

 

逆に大容量食洗機を持っていることのデメリットは、置く場所に困ったことだそうです。

 

大容量食洗機は写真ではあまり感じないかもしれませんが、小型の食洗機より結構大きいです。一人暮らしの人だとキッチンが狭かったり、その周辺にも置く場所がなかったりしますよね。私の友達はなんとかキッチンの横にスペースを作って、延長ホースを使って食洗機を繋げていました。もし部屋が狭くてキッチン横に何も置けないという人は大容量食洗機の使用はちょっと考えた方がいいかもしれません。

 

まとめ

 

この記事では、食洗機の容量による違いと、そのメリットとデメリットの比較を紹介しました。

 

食洗機は非常に便利な家電ですが、自分の生活と照らし合わせて、使っている様子をイメージしながら選んだ方がより自分にあった食洗機を選ぶことができます。

 

食洗機の広告には人数やお皿の枚数といった容量が記載されていますが、できれば自分が持っているお皿の大きさを測って、実際はどうなのかを考えてみると良いですね。

 

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