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食洗機でプラスチック製品はどこまで洗えるのか|工夫次第でほとんど洗えます

食洗機
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「食洗機でプラスチックって洗えるの?」

 

この記事ではこのような疑問に答えます。

 

結論としては、食洗機でプラスチックは洗えます。ただし、条件があります。どのような条件をクリアしていれば食洗機で洗ってよいのか解説していきます。

 

そして工夫したいではもっと安心してプラスチック製品も食洗機で洗えるので、その方法についてもあわせて紹介します。

 

食洗機にかけるときのプラスチック製品の取り扱いについて調べてみたので、参考にしてください。

 

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食洗機でプラスチック製品はどこまで洗えるのか

 

【1】そもそも「プラスチック製品」を食洗機にかけてもいいのか調べてみた

 

食洗機でプラスチックが洗えるのかってすごく気になりますよね。

 

タッパーやお弁当箱など、プラスチック素材のモノを手洗いすると、なんか油汚れが残っててしっかりキレイにならず、結局洗い直しをすることになったりかなり面倒です。だったら、最初から食洗機に入れて熱いお湯でバシャバシャ油汚れを落としたいと思うのが普通ですよね?

 

でもいざ食洗機にプラスチック製品を入れて取り出すと、なぜか飛ばされていたり、白いカスがこびりついていたり、それはそれでちょっと面倒に思うこともあります……。

 

そんな感じでいろいろ考えると、やはりプラスチック製品の扱いについてよく分からなくなることが多いです。

 

また、同じプラスチック製品でも食洗機対応の食器と非対応の食器があるのはなぜなのか、これもずっと疑問に思っていました。

 

そこで今回食洗機とプラスチックの関係について調べてみたところ、同じプラスチック製品でも耐熱温度によって食洗機にかけられるかどうかが違うことがわかりました。

 

詳細は以下のとおりです。

 

  • 食洗機対応のプラスチック製品の耐熱温度は90度以上。
  • 食洗機対応と明記されていなくても、耐熱温度が90度以上と書いてあれば、食洗機にかけられる製品がほとんど(ただし食洗機による)。
  • タッパーは、本体の耐熱温度が90度、フタは60度のものが多い。よって、本体は大丈夫でもフタは変形する可能性がある。
  • 最近の食洗機には「低温モード」機能があり、耐熱温度の低いプラスチック製品は「低温モード」で洗うことができる。

 

以上のことを踏まえると、よほど薄っぺらくて耐熱温度の低いプラスチック製品でなければ、ある程度は食洗機にかけても大丈夫そうですよね。

 

実際、私も食洗機非対応のプラスチック製品を入れていますが、大きな問題は今のところありません。何度かタッパーのフタが変形したぐらいです。(調べた通りだった。確かにフタは変形した)まあここは、あくまでも自己責任でやっていますが。

 

【2】プラスチック製品を食洗機にかけたときの問題点

 

ほとんどのプラスチック製品が食洗機にかけても大丈夫とわかったところで、次に気になるのはプラスチック製品の洗い上がりです。

 

洗い上がり時の問題点は以下の4つが挙げられます。

 

(1)乾きが遅い。水滴が残っている

 

普通の食器は完璧に乾いているのに、プラスチック製の食器だけ、乾きが不十分なことが多いです。

 

タッパーやお弁当箱に水滴が残っているのが気になります。特にタッパーのフタは、取り出すときに溝から水が落ちてくるのがストレス。

 

(2)白いカスがついている

 

私の場合はジップロックコンテナを使用するときに多いのですが、白いカスがついていることがあります。爪でこすれば剥がれる程度のカスですがイヤです。

 

(3)溶けたり、変形したりする

 

まだ溶けてしまったことはありませんが、タッパーのフタが変形してしまったことはあります。

 

大抵はビルトインタイプの深型食洗機の底面に立ててセットしたときです。

 

(4)水圧で飛んで、容器がひっくり返り、水が溜まっている

 

小さくて軽いプラスチック製品によく起こります。イケアで大人気の子ども用食器「KALAS(カラース)」シリーズのボウルとコップはよく飛んで、取り出すときに水びたしになっていました。

 

【3】問題点を解消するには?

 

では、上の2で挙げた問題点を解消するにはどうしたらよいのでしょうか? 1つずつ検証していきましょう。

 

(1)乾燥時間を長めにしてみる

 

私は食洗機を使って10年以上が経ちますが、乾燥を長めにするなどして、プラスチック製品を乾かすための工夫を何度もしてきました。

 

ですが、ジップロックコンテナのような保存容器の溝の部分に限って言えば、完璧に乾いたことはありません!

 

ただし、乾燥時間を長めにすると、溝のないほかのプラスチック製品は結構乾いています。とりあえず、1番落としてほしい油汚れはキレイになるので、ここは素直にキッチンペーパーや布巾で拭けばいいと割り切ったほうが心穏やかに過ごせそうですね。

 

(2)クエン酸入り洗剤をに替えてみる

 

白いカスの原因は、水道水のカルキやカルシウム、または洗剤のアルカリ成分です。

 

気になるのであれば、クエン酸入りの洗剤に変えてみてください。私は洗剤を変えてから、ほとんど白いカスがつくことがなくなりました。

 

それでも白いカスがついているときは、プラスチック製品そのものに問題があるのかもしれません。

 

つまり、食品の成分が食器や容器に浸透し、水や洗剤と反応してしまった可能性があります。私の経験では、2回くらい食洗機にかけると落ちました。

 

(3)ヒーターから離して置く

 

プラスチック製品が溶けたり、変形したりするのは、セットした位置に問題があります。

 

私の場合は、小皿を立てるスペース(ヒーターの真上)にタッパーのフタを立てると変形することが多いです。なるべくヒーターから遠い位置にセットするように心がければ、トラブルを避けることができるでしょう。

 

(4)うまく工夫して固定する

 

この問題はいまだに悩みの種です。

 

食器がたくさんあるときは、飛ばないように重い食器で抑えるようにしています。そうすれば、ひっくり返ることはありません。

 

ですが、問題は食器が少ないとき。ついついそのままセットして失敗してしまうんですよね。そのため、洗う必要のない食器をわざわざ抑えとして置くこともあります。

 

お弁当箱の仕切りのようなプラスチック製の小物は、100均の食洗機用小物ケースに入れて固定するといいですよ。

 

【4】それでも失敗してしまったら?

 

どんなに気をつけたり、工夫したりしても、失敗してしまうときもあると思います。そのときの対処法を考えてみましょう。

 

プラスチック製品を溶かしてしまった場合

 

溶けてこびりついてしまったら、とにかく取り除くしかありません。なるべく温かいうちのほうが取りやすいので、処理はお早めに。もし固まってしまったら、ドライヤーで温めると取りやすくなります。

 

また白いカスがついてしまう場合

 

水と洗剤の相性が合わなかった可能性があるので、もう一度洗剤を変えてみましょう。

 

4つの問題点のうちどれか1つでも気になる場合

 

気になる点がどうしても我慢できないのであれば、手洗いに切り替えましょう。

 

手洗いが面倒なら、思い切って処分してしまうのも1つの方法です。少しでも不満があるモノは、だんだんと使わなくなっていきます。食器棚の肥やしになる前に、断捨離することを検討してみるのもいいのでは?

 

あとタッパーのような保存容器は、耐熱ガラスの保存容器に買い替えるのもアリ!

 

まとめ

 

せっかく食洗機を導入したのに、プラスチック製品は手洗いしなければならないなんてナンセンスですよね。なるべく食洗機で洗いたいのは当たり前だと思います。

 

あくまでも自己責任にはなりますが、置き場所さえ間違えなければ、たいていのプラスチックは食洗機にかけても大丈夫です。

 

また、食洗機とうまく付き合っていこうと思うのであれば、食洗機対応のプラスチック製食器や耐熱ガラスの保存容器に買い替えていくのもアリだと思います。こちらから食洗機に歩み寄ることも大事ですよ。

 

そうやって食洗機を有効活用できるように工夫することで、手洗いの手間を減らし、より一層の楽家事を目指しましょう!

 

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