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食洗機の寿命をなるべく延ばすために大切なこと|日々のちょっとしたメンテナンスは欠かせない

食洗機
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時短家事に欠かせない食洗機。毎日使う家電なので、そのぶん消耗も激しくなります。とはいえ、値段も高いので、気軽に買い替えられる品でもありません。だからこそ、長く大切に使いたいですよね。

 

よく家電の寿命は10年と言われますが、果たして食洗機にも当てはまるのでしょうか? また、故障した場合、修理と買い替えならどちらがいいのでしょうか?

 

今回は、食洗機の寿命について考え、少しでも長持ちさせるためのポイントをご紹介します。

 

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食洗機の寿命をなるべく延ばすために大切なこと|日々のちょっとしたメンテナンスは欠かせない

 

【1】食洗機の寿命は何年?

 

食洗機の寿命は、ビルトインタイプと卓上(据え置き)タイプで異なります。

 

「食器を洗う家電」という意味では同じですが、設置方法はもちろん使い勝手も違うので、寿命について考えるときに同一視はできません。

 

そこで、ビルトインタイプと卓上タイプをそれぞれ分けて考えていきたいと思います。

 

ビルトインタイプの食洗機の寿命

 

一般的にビルトインタイプの食洗機の寿命は約10年と言われています。

 

ビルトインは、法律で定められた「設計標準使用期間」が10年と設定されているからです。

 

卓上タイプの食洗機の寿命

 

一般的に卓上タイプの食洗機の寿命は約6年と言われています。

 

卓上タイプは、ビルトインで10年と設定されている「設計標準使用期間」が設定されていません。つまり、耐用年数がはっきりしていないのです。このことからも、ビルトインよりも寿命が短いのがわかります。

 

家電は、購入直後でも壊れるものは壊れます。それは、家電自体の「個体差」によるもので、運の要素が強いです。

 

ということは、たまたま購入した食洗機の出来が良ければ、耐用年数を過ぎても使える(=長生き)でしょう。けれども、出来の悪い食洗機だって、うまく育てていけば長生きすることも不可能ではありません。それでもダメだったら、買い替えればいいのです。

 

ちなみに我が家のビルトインタイプの食洗機は、すでに12年が経過していますが、修理は1度だけ。まだ現役で頑張っています。1日2回、毎日フル稼働。長生きしてくれて感謝です。

 

【2】出来の良い食洗機に育てられる?

 

では、個体差があるとはいえ、どんなことをすれば食洗機が長生きできるのでしょうか?

 

食洗機は、扱い方しだいで寿命を延ばすこともできれば、縮めることもできます。つまり、丁寧に扱っていれば、ずっとご機嫌で動いてくれるでしょうし、あまり手をかけなければ、機嫌も悪くなって当たり前。

 

せっかく自分の手元にやってきた食洗機ですから、少々出来が悪くてもやはり大切にしたいですよね。だからといって、腫れ物に触るような扱いをすればいいというわけではありません。壊れるのがイヤだから使うのを控える「過保護」も逆効果です。

 

ならば、寿命を延ばす秘訣は何でしょうか?

 

それは日々のメンテナンスです。うまくメンテナンスしていけば、自ずと出来の良い食洗機に成長してくれます。

 

【3】おかしいと思ったら、すぐに修理を

 

それでは、食洗機に長生きしてもらうためには、どのようなメンテナンスが必要なのでしょうか?

 

まずは、大きなメンテナンスが必要な故障に焦点を当ててみます。故障として考えられるのは、以下の3つです。

 

  • 水漏れ
  • スイッチは押しても食器が洗えていない
  • 本体そのものが動かない

 

では、これらのトラブルが発生したときの対処法をビルトインタイプと卓上タイプで考えてみます

 

ビルトインタイプの場合

 

ビルトインタイプの食洗機に異常を感じたら、すぐに業者さんを呼んで点検してもらいましょう。

 

故障の原因で1番多いのが水漏れです。排水ホースや給水ホースが劣化している場合は、交換してもらえばまた使えます。自力で修理することもできますが、素人にはかなりの労力が必要です。

 

実は、我が家の食洗機は使い始めて5年で、スタートボタンを押してもまったく洗浄してくれないというトラブルに見舞われたことがあります。すぐに業者さんに連絡して、原因はドアロックのレバーの接触不良と判明しました。

 

このように、ビルトインタイプは自力の修理が難しい場合が多いので、業者さんにお任せするのが無難です。その分、修理代はかさみます。

 

卓上タイプの場合

 

卓上タイプは、ビルトインタイプと違い、自分で修理・交換できる場合が多いです。

 

特に排水ホースや給水ホースは、ビルトインのように食洗機そのものを取り外す必要がないので、故障かな?と思ったら、部品交換だけで済んでしまいます。

 

ただし、自分で交換する際は、ナットの緩みなどには十分に気をつけましょう。

 

また、ビルトインに比べてパッキンの劣化も早いです。こちらも自力で交換可能ですが、コツがいるので業者さんに依頼したほうがいいと思います。
卓上タイプは、自力で修理できる分、安上がりです。

 

ただし、どちらの場合も、トラブルが頻発するようであれば、買い替えを検討してもいいかもしれません。

 

【4】買い替えのタイミングは?

 

それでも、修理と買い替え、どちらにするか判断に迷うこともありますよね。そこで、寿命を過ぎてからの買い替えのタイミングについて考えてみましょう。

判断基準としては、次のような場合が挙げられます。

 

  • 汚れが落ちにくくなってきた。または、ちゃんと乾かなくなった。
  • 耐用年数を過ぎてから故障してしまった。
  • コスパが悪くなった(光熱費が上がった)。
  • トラブル続きで、修理費用がかかりすぎる。

 

メーカーの部品保存年数は、ビルトインタイプも卓上タイプもおおよそ6年です。この期間を過ぎると、部品が交換できなくなります。

 

ホームセンターに代用品があるかもしれませんが、あくまでも代用品です。劣化も早いので自力で交換した代用品が壊れたら、素直に買い替えたほうがいいでしょう。

 

【5】こまめなメンテナンスを

 

ここまでの話で、故障=寿命ではないとお分かりいただけたと思います。

 

食洗機の寿命を延ばすために最も大切なのは、日々のメンテナンスです。では、具体的にどんなメンテナンスをしていけばいいのでしょうか?

 

これは、ビルトインタイプも卓上タイプも共通したメンテナンスです。

 

(1)食べ物のカスや油汚れは予洗い、または拭き取る

 

排水ホースに油やカスがこびりついてしまい、排水トラブルの原因になります。

 

(2)残菜フィルターは毎日洗う

 

食べ物のカスをこまめに取らないと、排水ホースが詰まりやすくなってしまいます。

 

(3)洗剤は食洗機専用洗剤を使う

 

今、流行りの天然洗浄剤(重曹など)なら大丈夫と思っている方も多いようですが、それは間違いです。やはり専用の洗剤のほうが食洗機にとっては負担になりません。また、界面活性剤の割合の多い洗剤は食洗機に負担がかかりやすいので避けましょう。

 

(4)あまり使用していなくても、ときどき運転する

 

排水口に溜まっている水が汚れていき、排水ホースが劣化してしまいます。少なくとも月に2~3度は食洗機を回しましょう。

 

(5)ゴムパッキンの掃除も忘れずに

 

水垢や洗剤のカスがつきやすいので、クエン酸水を吹きかけて、キッチンペーパーやウエスで拭き取ってください。

 

(6)ドアの開閉は丁寧に

 

メンテナンスというよりは心がけになりますが、ドアの開閉は勢いをつけず、レバーもきっちりと閉めてください。我が家の食洗機が接触不良で故障した原因がこれでした。

 

まとめ

 

食洗機も家電ですから、必ず寿命はやってきます。

 

一般的に言われる寿命は、あくまでも目安。個体差や使用頻度で寿命は変わります。順調に動いているのであれば、耐用年数を過ぎたからといって買い替える必要はありません。

 

少しでも寿命を延ばすためには、日頃からこまめなメンテナンスが必要です。長く使い続けられるように、気をつけていきましょう。

 

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