食洗機について、デメリットの方がきっと大きいに違いないと思っていませんか?
この記事では私が食洗機を使ってみて、失敗だったなと言うことを紹介します。
ところが食洗機を導入して水道代が安くなるのは事実です。食洗機が持つメリットとデメリットをこの記事では一気に紹介します。
食洗機のデメリットを徹底考察【使ってみて後悔した3つのこと】
【1】食洗機の音がうるさい
食洗機に対する不満といえば、真っ先に思いつくのが音がうるさいことです。
食洗機は水を噴射させて食器を洗うので、どうしても水の流れる音だったり、食器と水かぶつかる音だったりが響いてしまいます。
もしガラスの食器を入れたりしていると、ガチャガチャ言うのはよくあるし、最悪の場合は割れる危険もあります(私は1年間使って割れたことがないですが)。
このように、食洗機を使うと音が大きいので、寝室に近い場所に置くのはおすすめできません。マンションやアパートで壁が薄い場合は、夜中に使うと近所迷惑になる可能性があるので気をつけましょう。
でもキッチンと部屋のドアを閉めればほぼ気にならないくらいに音が抑えれます。音を機にするのは夜中くらいなので、みんながテレビを見たり作業に集中する夕ご飯過ぎの時間には全く問題ないくらいですね。
【2】食洗機専用洗剤が高い
食洗機を使う上で必ず守らなければいけないのが、食洗機専用の洗剤を使うことです。
もし台所用の洗剤を使ったら、食洗機は泡だらけになってかなり面倒なことになってしまいます。修理に1日2日は余裕でかかりますので、絶対に台所用洗剤は使わないようにしましょう。
そこで、食洗機専用洗剤がちょっとだけ高いのが私の2つ目の不満点です。
台所用洗剤であればスーパーで100円くらいで変えますが、食洗機用洗剤は140回分で800円くらいします。140回分は3ヶ月で消費します。質のいいやつだと60回で1000円とかもあります。
しかし食洗機は公式発表によると年間で25000円ほど水道代を節約することができるので、3ヶ月で700円損しても結果的に見ると1年ではコストが20000円以上お得になっています。
なので、一方的に損しているわけではないですね。むしろ水道代っていうよくわからずに勝手に引かれるお金が減って、目に見えて管理できる部分の支出が増えるので節約には繋がりやすいかなと思います。
【3】食洗機できれいに洗えないことがある
食洗機を使ったことがある人はわかるかもしれないですが、食洗機は配置が命です。
配置でぴったりとはめ込むことができれば、しっかり洗えますが、配置の時に重なりがあったり、向きがおかしかったりすると洗い残しが出てきます。
しかも乾燥機能をつけるとその洗い残しがこびりついてしまうので余計に落としにくくなります。
これは慣れて日々研究していくしかないのですが、食洗機を使うときは物を詰め込みすぎないようにするのが、私からのアドバイスです。
ギリギリ入るか入らないかくらいだったら、最初から2回に分けて洗うようにした方が結果的に綺麗に洗えるし自分で洗い直す必要もありません。
食洗機の機種によっては食器の位置をしっかり明記してくれているものもあるので、自分が持っている食器に合わせた食洗機を選ぶことが大切です。
食洗機導入で水道代は安くなる【事実】
【1】食洗機が水道代を安くする理由
食洗機のデメリットを気にしているみなさんは、食洗機を使うことによって水道代が安くなることをご存知でしょうか?
食洗機の導入を否定する人はコストが高いことをよく例にあげますが、実はコストが高くなるのは、引越しを短期間に繰り返す人だけです。
一般的には食洗機を導入してから6ヶ月以上するとそのコストを回収できるだけの水道代の節約効果が現れるとされており、さらに電気代も1回の稼動で15円ほどです。
乾燥機能を使うともう少し値上がりしてしまうので、感想機能は使わずに食洗機のドアを開けて放置して乾かす方が経済的です。
食洗機のコストがかかるデメリットがなぜこんなにも言及されるのかというと、工事費用・分岐水栓の費用がかなり割高なことが原因だと考えられます。
食洗機は設置する時に23000円くらいのコストが必要になるのですが、引っ越しする時には取り外し量7500円に加えて、もう一度設置料金23000円がかかります。
この23000円の内訳は、水道タイプ調査量3000円、分岐水栓10000円、設置工事料金10000円です。分岐水栓はほとんどの家で異なるので、引っ越したら毎回買い直すと考えた方がいいです。
だから食洗機は引越しを繰り返さず、半年、1年以上住み続ける家に設置するのであれば十分に生活コストを下げることができる家電製品なんです。
【2】食洗機を低コストで使う方法
食洗機は普通に使っていても水道代を節約してくれるのですが、ちょっと工夫して使うことでさらにコストを抑えれます。
食洗機のコストとして一番大きいのが乾燥機能です。乾燥機能を使うと、1回あたり75円くらいかかってしまうので、これを繰り返すとかなり大きな金額になります。食洗機はコース選択で乾燥なしも選べるので、できれば洗浄だけにして感想は自然乾燥するようにすればコストを大きくカットできます。
さらにあまり知られていませんが、電気は夜間の方が安くなります。23時以降に電気を使うと、日中に使うより電気代を安くすることができるので、食洗機を使うときは時間にも気を遣ってみましょう。
後悔しない食洗機の選び方・使い方
以上のことから、食洗機はデメリットがあるけど、使い方によってメリットを大きくしたり、デメリットを弱めたりすることができることがわかりますよね。
では最後に、食洗機のデメリットを踏まえて、損しない食洗機の選び方・使い方を紹介します。
先ほど食洗機のデメリットをいくつか紹介しましたが、選ぶ時に一番注意するのは「自分の食器が洗いやすい食洗機を選ぶこと」です。
食洗機にはいろんなサイズがあって、一人暮らしの食器なのか家族の食器なのかだけでもかなり製品の種類が変わってきます。もしそれで合わない食洗機を使ってしまうと、やっぱり食洗機はダメだなと思ってしまう原因になります。
逆に自分たちが使う食器の量を把握して、それが入りきれるような食洗機を選ぶことで、先ほど紹介したデメリットはある程度取り除くことができます。
食器がぴったりと入れば水に押されて食器同士がぶつかったり、割れたりする事故は起こりにくくなります。さらに水がきれいに循環するので音も若干抑え気味にすることができます。
そして乾燥機能を使わずに食洗機を稼働させれば、先ほど紹介したデメリットはほとんど気にならないほどに軽減できるんです。
そんなにうまい話があるのかと思われるかもしれませんが、私を始め食洗機ユーザーは食洗機へのデメリットをそこまで重視していません。
なぜなら、それ以上に得られるメリットが大きすぎるからです。その証拠に、日本国内の食洗機需要は右肩上がり、2017年には生産台数が1000万台を突破しています。
使えばその便利さを実感できるのが食洗機です。最初は初期コストに遠慮してしまいがちですが、長期的に見れば軽味効果の高い家電製品なので、今検討している方はぜひ食洗機を使ってみてくださいね!
まとめ
食洗機にはたくさんのメリット、デメリットが議論されていますが、それは人それぞれの生活環境が違うので当たり前の意見です。
私たちの生活パターンは数百通りも数千通りもあるので、できれば私たちユーザーが食洗機の種類を見極めて、自分に合わせた食洗機を使うことでそのデメリットを抑えられるのではないかと思います。
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